不妊治療

実母の想い

母とは子供の頃からとても仲が良く、独身時代まで二人で色々な場所へ遊びに行き、色々な話をしてきました。間違いなく私にとっての『安心できる居場所』です。これまで、私がなかなか子供を授かることが出来ず、不妊治療をしていること、妊娠したのに流産したこと、子宮内膜症や中隔子宮があることなど、何でも話をしてきました。母も『ナナに子供が出来なかったらどうしよう』という心配から、私の不妊治療については気になっていたようです。しかし、私の話を聞くうちに、今の私には夫という居場所があり、悲しい時に一緒に泣いてくれるということが分かり、もう心配する必要ないなと安心したと話していました。本当は元気な孫を抱いてもらって安心してほしかったけれど、今は母自身が自分の健康のこととかセカンドライフに目を向けている姿を見て、一応、安心させられたんだな、良かったなと感じています。

そして、私の母は兄を出産後、兄を保育園に預けることが出来なかったため再就職することが出来ず、兄が産まれてからずっと専業主婦でした。母は兄と私の子育てに一生懸命で、自分の趣味とか再就職とかそういう機会を逃してしまったと話していました。今の私は子供を授かるために仕事を辞め、不妊治療に多くの時間を注いでいますが、子供がいてもいなくても充実した人生を送るために『人生の後半に残る何か』を見つけていきたいなと思います。

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nana-ninkatsu
ようこそ! このブログは、私の不妊治療の経験談です。 不妊治療中のみなさん、一緒に頑張りましょう!