



流産手術の前に主治医の先生がもう一度赤ちゃんを確認してくださいました。最後のエコー写真は今も手元にあるのですが、まさにイラストのような感じで何となく人のカタチをしているような可愛らしい姿でした。しかし、心拍は無くただ漂っているようにも見えました。
この日、夫も仕事を休むと言ってくれていましたが、私のお腹で赤ちゃんが死んでしまい、さらに夫に迷惑を掛けたくないという思いで一人で病院へ行きました。きっと夫も会社で仕事に集中できなかっただろうし、私も一人で泣くばかりでお互い辛い一日となりました。
麻酔で眠るその瞬間までずっと泣いていました。